パイプ組み立て装置パイプフォーム拡販

プラスワンテクノ 設計管製作を自動化

【北九州】株式会社プラスワンテクノ(北九州市八幡西区、能美賢二社長、093-644-6226)は、5年後をめどに「パイプ組み立て装置」を年間300台販売し、数億円事業に育てる。造船や科学プラントなどで使用する「設計管(仕上管)」を自動製作する装置で、これまでは作業者が手作業で行っていた設計管製作を自動化したことで、「ニッチな製品だが世界中で需要がある」(能美社長)と判断した。

パイプ組み立て装置パイプフォームは、図面情報からフランジ(つば)間の位置関係を計算する。
フランジを取り付け、パイプを搭載した後、パイプとフランジを溶接して設計管を完成させる。
従来は接続する箇所をフランジと鋼材、ボルトを用いて手作業で製作していた。しかし、寸法や精度が乱れることがあったが、自動化したことで作業時間短縮と、品質の安定を可能にした。

【記事】日刊工業新聞記事 PDFはこちらからダウンロードできます